外部カメラ「パナソニックのビデオカメラW580M」をZOOMで使う
学習塾さんから、ZOOMで外部カメラを使いたいとご依頼があった。
ノートパソコンの内臓カメラでは、ホワイトボードの字が写しきれないためだ。
ここの塾では昨年緊急事態宣言が出された時にyoutube配信用にパナソニックのビデオカメラW580Mを購入されているのでそれを使う事にした。
ただ、これを繋ぐだけではそのまま使えず、HDMIキャプチャーが必要になる。
HDMIキャプチャーにはIOデータの「GV-US2C/HD」を準備した。
ただしこれを使う前に確認しなければならないのは、カメラ側に「HDMIパススルー機能」がついてるかどうかを確認しなければいけない。
※録画で使う場合は不要。あくまでもライブで配信するための機能。
パナソニックのW580Mはメーカーに確認したところ仕様書に書かれていませんが、パススルー機能は搭載されているという事だった。
左からGV-US2C/HD本体。USBタイプC↔USBタイプA、USBタイプC↔USBタイプC、このどちらかのケーブルでパソコンとGV-US2C/HD本体を接続する。
そしてオーディオケーブルと、マイクロHDMI↔ミニHDMIが付属している。
今回はマイクロHDMI↔ミニHDMIでビデオカメラとGV-US2C/HD本体を接続できた。念のためマイクロHDMI↔マイクロHDMIを用意していたが不要であった。
接続はビデオキャプチャ「GV-US2C/HD」をUSBタイプCでパソコンに接続
そしてマイクロHDMI↔ミニHDMIケーブルを使ってカメラをつないだ。ちなみにつなぐのはINポートである。
ZOOMの設定はZOOMを起動して設定を開く。
カメラが「I-O DATA GV-US2C/HD」になっている事を確認。
「ビデオキャプチャリング方法」を自動から「Media Foundation」に切り替えてZOOMを再起動させると完了である。
無事にZOOMで映像が出せた。
ちなみに今回初めて使用したので、説明書通りにIO-DATAのホームページからユーザー登録と製品登録をして、Io DATA HD Live Captureをセットアップしたのだが、果たして本当に必要だったのか疑問だ。
後、動作確認としてwindows10のカメラアプリでも動作確認が取れた。
そして、大事な事だが、ZOOMで使用する時は「Io DATA HD Live Capture」や「windows10のカメラアプリ」が起動していてはいけないという事である。
カメラソフトが多重起動していると、ZOOMで映らないのである。